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ジタバタ日記


2011年03月01日 坦々とした強さ

_ 強さって?

夜10時からのBS11の番組(インサイダー・アウト)に、顔にやけどを負った女性が出演されていた。

母親が無理心中しようとして、部屋を密閉し、ガスを満たして火を付ける。結果、4歳だった娘さんが顔などに大やけど。

その娘さんが大人になって、テレビに出ていた。

学校時代ずっといじめにあっていたこと、しかし、母親を攻める気持ちは子どものころからなかったこと(むしろ死のうと思いつめた母への同情)、「こんな顔で生きていても仕方ない」と思ったことはなかったこと、写真をとられるのが嫌で笑っている写真がないこと、同じやけどを負った当事者の会(確か「フェニックス」)で活動していること、いろいろな話をされていた。

「精神的に強い」とか「凄い」と表現してしまうと、ほんとの印象から大きく離れてしまう。

ご本人は、実に坦々としている。堅さがない。いきがった様子もない。「しなやかさ」というのが近いかもしれない。

でも、ある種の強さ、凄さなんだろうと思う。いったい、それはどこからくるんだろう。

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